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『スター・トレック BEYOND』ネタバレと感想

 

 
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(c)2016 PARAMOUNT PICTURES

 本日10月21日より日本公開となった、『スター・トレック BEYOND』。シリーズの最後を飾る本作は、エンタープライズのメンバー皆が活躍するシーンが満載となりました。以下にネタバレと感想を書いていきたいと思います。

 

シナリオの要約(ネタバレ)

 

 前作から二年半後が舞台。カーク船長率いるエンタープライズ号は、救出プロジェクト中、船が不時着し仲間がある惑星に置き去りにされているという女性カラーラに出会う。彼女の言葉に従い、乗組員を救出に向かうエンタープライズ。しかし、これはエンタープライズをおびき寄せるための罠であり、そこにはクラール率いる編隊がエンタープライズを待ち伏せていました。

 装備が整っていない状態で統率された敵編隊の総攻撃を受けたエンタープライズはなす術も無く、乗組員の多くが殺害、拘束される事態に陥ります。カーク、チェコフ、スコット、スポック、ボーンズの五名は脱出ポットにより敵の拘束を逃れ、惑星に着陸しますが、エンタープライズ号は失われてしまいます。

 クラールの目的は、宇宙連邦に対し宣戦布告し、再び宇宙に戦乱をもたらすことにありました。その手始めとして、エンタープライズが所持するバイオ兵器を奪い、ヨークタウンにてテロを起こす計画を立てていました。

 

 惑星に一人着陸したスコットは、同様に敵に襲われてこの星で生活する羽目になったジェイラの助けの元、かつてこの星に墜落したと思われるフランクリン号の修復に取り掛かります。

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ジェイラにフランクリン号を案内されるスコット。

(c)2016 PARAMOUNT PICTURES 

カークとチェコフはカラーラを含むとクラール軍の兵士に襲われますが、不時着し大破寸前のエンタープライズを爆破させることにより、追手を撃破します。

 一方、ボーンズと同機体で着陸し、行動をともにすることになったスポック。自らの父であるスポック大使が亡くなり、その後を継ごうと考えていること、バルカンの血を遺す使命があると考えていることをボーンズに告白します。他のメンバーとの交信を試みるなか、クラールの兵士に襲われかけたところ、修復されたフランクリン号の転送装置により難を逃れます。

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フランクリン号に集結したメンバー。

(c)2016 PARAMOUNT PICTURES

 未拘束のメンバーが揃ったカーク達は、ジェイラの協力もあり、敵の拠点からエンタープライズの乗組員を救出。クラールの計画を阻止するため、ヨークタウンへ向かうクラール軍をフランクリン号で追いかけます。敵編隊は圧倒的な数と統率された動きでフランクリン号に襲いかかりますが、ジャミングにより編隊に混乱を引き起こすことで敵の自滅を誘発、これを撃破します。

 味方の多くを失って尚も諦めることのないクラールは、手に入れたバイオ兵器を用いてヨークタウンでテロを発生させようと試みます。エンタープライズの面々が追いすがるなか、クラールの搭乗する船はヨークタウン中心部に不時着、クラールはテロの実行のため街の空調システムの中枢へと向かいます。

 ヨークタウン中心部に墜落したクラールが搭乗する船をカークとウフーラが探索した結果、クラールが連邦の元軍人であったことが判明します。かつての自分に戻りたいと嘆きながらも、自分が輝いていた戦乱の世を取り戻そうともがくクラール。テロが発生する直前でカークがこれを阻止し、クラールは宇宙の藻屑と化しました。

 

 多くの乗組員を失いながらも、なんとか危機を乗り越えたエンタープライズの面々。カークには連邦から副提督の任が与えられますが、カークは船に残ることを決意。スポックも考えを改め、二人はこれからも共に同じ船での任務に就くことに。ラストシーンでは新たなエンタープライズ号が建造されている。

 

 

感想

 ヨークタウンの細部に渡る映像の作り込みは流石といったところで、圧倒されるものでした。音響の迫力も凄まじく、エンタープライズのエンジン音は内蔵にズンズン響きわたり、作品に臨場感を与えてくれます。

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美しいヨークタウンの街並み。細部まで作りこまれたCGが素晴らしい。

(c)2016 PARAMOUNT PICTURES

  今作ではスポックの内面にフォーカスされていた点が印象に残りました。スポックが亡き父を思い涙を流す姿や、その直後に突然笑い出すなど、感情を露わにする姿が多くみられました。また、本作ではスポックとボーンズがコンビで活躍するシーンが多かったのですが、掛け合いも面白く、誰と組ませても面白いスポックの魅力を改めて感じられたように思います。

 最終盤、スポックが今後の身の振り方について思いを馳せるシーンで、父が遺した写真に映る過去シリーズのスタートレックの面々もファンの方には感慨深かったのではないでしょうか。

 スポックがウフーラにプレゼントしたネックレスが微弱な放射線を発していて、いつでもスポックによって位置を探索可能であることが判明し、クルーにドン引きされていたシーンは笑えました。スポックの隠れた変態性が垣間見れた気がします。

  

 

 印象的だったカークのセリフ。 

「未知のものなど無い。一時的に隠されているだけだ。」

www.startrek-movie.jp